久しぶりに晴れた日、コタさんとお散歩をしていて

雑草の伸びる速度に驚きました

この空地、つい先週くらいまでは枯葉や

土で茶色かったのに今は見渡す限り、緑の雑草が

覆い尽くしています

植物の生命力、すごいですね

コタさんはまだ弱冠足が悪いため、早目に散歩を

切り上げました

とても不満そうでしたが

ホットカーペットの電源を入れるとウトウトし始めました

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おはようございます ナチュラーレスタッフの中川です

ナチュラーレでは単発講座、アロマテラピー、ハーブを 担当しております

 

今日は精油の化学についてほんのちょっと

書きます

化学は私自身、苦手で覚えるのに苦労しました

何度も読み込んで覚えたのですが、最初の苦手意識が

覚えることを邪魔します

そこで少しでも化学に興味を持てるようになることは

できないか考えてみました

 

芳香化学物質が何百と集まってできている精油の香り

同じ種類でも気温や土壌、雨量など育つ環境が違えば

香りも変わってきます

良くワインに例えられますが

その年によって出来は全く違ってきます

開封すれば、空気に触れて酸化が始まり

また違った香りになります

あなたの手元にある精油はすでに世界で1本しかない香りであると

言えるのでしょう

さて、ではこの香りをどう表しますか?

言葉で表現するにはあまりに抽象的になってしまいます

そもそも香りは目で見ることはできません

言葉の表現には限界があるのです

そこで登場するのが化学です

どんな芳香化学成分がどれぐらいの構成で入っていて

その香りになっているのか

とても分かりやすい共通の記号や言葉で表します

それが精油の化学です

構成比率の分かりやすい例が

真正ラベンダーとスパイクラベンダーです

この二つは同じLavandula属ですが

芳香化学成分の構成比が違うのです

真正ラベンダーはエステル類の酢酸リナリルが40%ほど含まれます

しかし、スパイクラベンダーには酢酸リナリルは含まれないのです

代わりにオキサイド類の1、8シネオールとケトン類のカンファーが

含まれます

1,8シネオールとカンファーといえば・・・

思い浮かぶ精油はローズマリーですね

スパイクラベンダーはラベンダーでありながら、

ローズマリーとも似た香りがするのです

もし、お近くにアロマテラピーショップがあるのなら

是非、この3つの精油の香りを確かめてみてください

成分表を見せてもらうとより面白いかと思います

ちなみに真正ラベンダーとスパイクラベンダーが

交配したものをラバンジンと言います

ラバンジンの学名は

Lavandula hybrid や

Lavandula angustifolia × latifolia

この表記も面白いですね

もちろん、その個々の芳香化学成分の持つ作用は違いますので

効能も異なります

化学という言葉でまず考えると苦手意識が出てしまいますが

香りを理解する手掛かりとでも思って

始めてみてはいかがでしょう?

 

 

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